3/19に足利へ山姥切国広(刀)を見に行ってきました。連休明けには全国で蔓延防止措置が
解除になるとあってか、行きの東武特急りょうもうは結構混んでてビックリしました。
(特急を待っているホームで既に山姥切国広推しの審神者を見つけてしまった彼の人気…)
5年前の前回展示ではtwitterのフォロワーと一緒でした。その方とも今はやり取りなく、
コロナ禍を経てか、あの時より寂れた印象を受ける足利の街に諸行無常を感じました。
私が初めて足利を訪れたのはRKUの試合で、会場の陸上競技場まで歩いたのですから、
今回、刀剣乱舞無双モバイルスタンプラリーで一段と遠いチェックポイントだと言われる
第四部隊が陣取る美人弁天(3回目の訪問でも知らない場所があるのだから、再訪する意味も
あると言えばあるのですが)だって遠いと感じるのはおかしいのです。
前回より年齢を重ねた私は食事に制限がかかる身となり、審神者めあてに用意された各店の
刀剣コラボメニュー巡りもできなくなりました。だから、目的地は夕刻に予約した美術館と
モバイルスタンプラリーで推しがいる第三・第四部隊のパネルだけ。半日で十分なのです。
1日1万歩も求められてますから、推奨されているレンタサイクルも借りず、ひたすら徒歩。
予約時刻までの暇を潰すのも、カフェで一服ではなく無駄に歩き回る始末でした。
この道で合っているかな?―と不安になりそうな場所に設置されたこんのすけの案内看板が
非常にありがたかったです。困った時にはこんのすけ、というゲーム仕様の再現でした。
足利織姫神社の石段も、スルーするつもりでしたが、時間が余ったので女坂を登りました。
ここで縁結び祈願の絵馬を納められたのが、個人的には一番の収穫だったかもしれません。
食事及びお手洗いのタイミングとスポット探しに一番苦労しました。同じ日にニトロ社長の
でじたろうさんが足利を巡っていたらしいのですが、気配は全く察知できず…。
美術館のホスピタリティと展示の充実ぶりは前回以上でした。足利長尾氏をテーマに据えて
文化人としての側面から大名に振り回される政争の悲哀まで丹念に多方面から提示し、
そんな領主が保護していた足利学校に九州からやって来た刀工・田中国広との関係。
山姥切国広をただ展示したいだけではなく、刀を展示する説得力にあふれていました。
本作長義と巨大パネルが並んでいたのは若干苦笑いしましたけど、握手会ならぬ最前列鑑賞
待機で長蛇の列ができてしまうのも納得せざるをえないほど、山姥切国広は綺麗なのです。
国広の父・旅泊から初期~晩年の弟子の作まで並べられていて、生涯で多くの刀を打った
後の堀川国広が備前長船長義の刀を写したらどう仕上げるか(切っ先や溝は再現したのに、
刃文などは似ていない)、なぜ写しが最高傑作とされるのか、何を思い依頼を受けたのか。
遺された物である山姥切国広が無言で訴えかけてくる物語の強さを感じた展覧会でした。