繰り上げで払い戻しも可能になったから、余計に迷ったのです。
踏ん切りをつけたのは、ずっと発券してなくて(ローチケはe+と違い、発券した券面の
バーコードで払い戻すんですね)今週やっと発券したチケットあった席番でした。
コロナ禍と途方もない公演数の相乗効果で、刀ステ史上初めて余っていると言える天伝。
過去の刀ステ観劇では虚伝再演の小倉ソレイユホール2階席ほぼ最上段を筆頭に、
大半が酷い席でした。天伝の初回も前列の方の頭に視野をかなり塞がれてました。
今回3/19は3列目(最前列はコロナ対策で空けているため実質2列目)のほぼ中央。
こんな良い席を空けるなんて演者の皆様に申し訳ないという一念で早退を決めたのです。
1ブロックの横幅が広く、ブロックの中央だと多くの人に立ち上がってもらわなければ
着席できない難点はあったのですが、フェイスガードが用意された座席の目の前には
スクリーンが開くポイントがあり、あまりの良席で欠点などぶっ飛んでしまいました。
実質2列目までが着用を義務付けられたフェイスガードも、同じく3列目に座った
フォロワーさんの体験談で大して観劇の支障にならない(それでも自前で用意してきた
観客も隣の人はじめそこそこいたっぽい)と分かっていたので、不安はありませんでした。
何より、すぐそこで繰り広げられた絶叫、慟哭、そして殺陣の迫力は凄まじく、
5年弱見続けてきた今までの刀ステ(生観劇も映像も)は本物とは呼べないのでは、とすら
思えてしまったのでした。もちろん、これまでも板の上ではこのレベルの演技が
展開されていたわけで、あまりの人気ゆえ触れられてこなかっただけなのですけれども。
刀ステは殺陣が売りだと言われ、理解できるような納得できないような心地でした。
でも至近距離で見たら、とにかく言語に絶するような殺陣だったのです。
山姥切国広と言うより荒牧さん、加州清光と言うより松田さんの力量が輝いてました。
そう、先に役者さんの名前が出てきてしまうぐらい、依り代に左右されるのだと改めて。
5年経てば演者も観客も同じだけ歳をとり…経験を重ねます。
天伝は、5年経ったからこそたどり着いた境地なのだとも感じました、強く。
(雑誌の取材で29歳最後にしたのは30歳初仕事の薬研グラビア撮影のためのすね毛剃りと
答えていた北村さんを思い出します。30歳の短刀…椎名さんに怒られますね)
これが長谷部が登場する无伝だったら最高だったのに…という唯一の残念な要素は、
翌日発券した最速先行分で霧散したのでした。まさかの、3/19観劇席の隣!(笑)
楽しみです。あとは緊急事態宣言解除後にコロナ禍が極度に拡大しないことと、
構造上、一定の確率で故障して休演するステアラが動いてくれるのを祈るばかりです。