自動車免許がない私が行ける最寄りの映画館は流山おおたかの森になります。
先日、柏の葉でも駅前集中開発が凄いと感じたのですが、流山は更に上を進んでました。
なにせ1棟できたのに来年もう1棟増える…TX沿いに商業施設が増え、その周囲に高層住宅が
いくつも建築されているという。流山は子育て施策も充実していると聞きます。
相対的に巨大な廃墟を抱える柏駅前の地位が低下している現実を実感しました。
柏市には旧沼南町のアリオ柏もあるんですよね(そちらにもTOHOがある)
400人以上入る一番大きなスクリーン、しかし蔓延防止措置の現状で観客は30人程度。
そもそも都内では映画館は営業すら許されておらず、よって配布される特典もありません。
私が座った列にいた客は私だけでした。前列には二人組いたからポップコーン食べるのに
やや躊躇しましたが…飲食は上映開始後のみ可なので安心だと個人的には思うのですが。
FGO1部6章キャメロットを前後編に分けて劇場版アニメ化。担当アニメ会社も違う2作、
前編は不評だったのですが…後編を見て、どうしても「あの前編はなんだったんだ」と
思わずにいられませんでした。後編良かったのに足を向けるのに慎重な人が多く、
個々の作品の出来とは別にビジネスとしては失敗プロジェクトとして記憶されるべきかと。
後編はProduction I.G.の制作。円卓の主要キャラにほぼ専任のアニメーターを付ける
体制で描き出されたバトル(緻密さではなく時にはあえて荒く表現することで迫力を
表現したI.G.らしい出来)は100分弱とは思えぬ密度でこちらを圧倒したのでした。
ラストバトル(獅子王vsベディヴィエール)では予想外なことに泣いてしまいました。
バトルの迫力のみならず(ufotableはビームで表現するけど、今回は建物を壊しまくって
間接的に凄まじさを伝えるスタイル)円卓の騎士たちが本当に人の心をなくした獅子王に
与して罪人となる道を選んだ経緯や故にたどり着いた結末、二人のファラオが見せた矜持、
山の民の信念、そしてカルデアメンバーの意思とほぼ全員に見せ場がありました。
特に三蔵vsモードレッドの原作改変は見事でした。あとアグラヴェインはED曲後のシーンで
あまりも美味しいところを持って行っていて、彼推しの人がリピート希望するのも納得。
続く7章や終章に比べると敵が円卓の騎士、すなわち等身大の人間なのがキャメロットの
利点だと舞台版を見て思ってました。今回は劇場版アニメらしい、生身の人間には難しい
空中戦(特に鎖を多用するアグラヴェインの戦い!)が多くて、違う味が出てて
とても良かったと感じました。7章は敵が人間じゃないから感情移入しにくいのです…。
円卓の騎士ではEXTRA無印以来のガウェイン贔屓ですが、過去への悔恨ゆえ獅子王への
盲目的忠誠を貫きたいと望んだ彼の誇りと陰りがきちんと見られて満足しました。
ビームをぶっぱするもう一振りの聖剣を有するガウェインという人間を表現するために、
あえて奈落の底にガラティーンを落下させる逆転の発想には驚きましたが、いいのではと
思いました。最後は普通の刃物と拳でベディヴィエールと語り合ったのです。
こんなに良かったのに、リピートしようと思ったら平日鑑賞があまりにも難易度高すぎて、
次の週末を待つしかないコロナ禍が恨めしいです。たくさんの人に見てもらいたいのに。